肛門科は決して特別なところではありません。
他の診療科と同様、大まかに以下の流れに従って診察を受けることになります。
どんな症状があるか、今までどんな病気をしたか、排便の様子、ふだんの生活習慣について、家族に痔の人がいるかなどの情報を聞かれます。最初に問診表に記入するので、口に出しづらいことでも医師に伝えられます。あらかじめ、自身の症状を整理しておくと良いでしょう。
痔の診察といっても、服を全部脱いだり、脚を大きく開くことはありません。気になる診察のときの姿勢はほとんどの場合、横向きに寝て、下着を少しずらす程度で横向きに横たわるのが主流(シムス体位)。ひざ上まで下着を下ろした状態で診察を受けます。バスタオルなどをかけてくれる病院も多く、意外と恥ずかしさはあまり感じないもの。
ただし、患部の診察のしやすさや治療上の必要性から、違う姿勢をとることもあります。
施設で受診時に相談するとよいでしょう。
砕石位
シムス体位で見にくい場合には、この姿勢をとることも。
膝胸位
奥に異常がありそうなときは、この姿勢で、直腸鏡という器具を使って診察する。
1)肛門指診
麻酔薬のゼリーを塗った指で、肛門の中を触診します。
目的:痔の状態や、ガン、ポリープの有無をチェックする
コツ:軽くいきむと、医師の指がスムーズに入ります。
2)肛門鏡を用いた診察
肛門鏡という器具で肛門を押し広げて、痔核の位置や大きさなどを観察します。
3)直腸鏡を用いた診察
がんやポリープなどが疑われる場合には、直腸鏡という器具を使って直腸の奥(15〜20cmくらい)までさらにくわしく診察します。
さらにくわしい検査が必要な場合は、別の日にあらためて検査をすることになります。
痔の種類や程度、今後の治療方針などについて説明を受けます。
疑問や不安などがあればどんどん質問して、どんな方法で治療したいか、自分の生活スタイルなど、納得いくまで相談しましょう。
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